夏目三久さん、池江璃花子さん、三田寛子さん達のような女性が好きだ。
物腰が柔らかかったり、芯が強かったり、努力が継続できる方。
空気が読めて、発言がキチンとできる方。
そして、堂々としていて、日本語の美しい方に憧れる。
姿勢もいいし、みんな凛として美しい。
自分に無いものばかりだなぁって、ちょっと自分が悲しい。
地頭や育った環境が良いのかな。
支えているご両親は凄いな・・と思う。
自分が4人育てていて2人成人してから周りを見ると、おっとりしていたニコニコお母さん、一生懸命役員などに参加して、子供と共に育ったお母さんのお子さんは頭がいい。
反対に役員を逃げたり、働きっぱなしだったり、子ども<自分のお母さんで、噂話でギャーギャー言ってたむろっていた親の子は、ヤンキーだったりとんでもなくバイトを入れて働いている子が多い。
私の周りでの話ね。
子どもと向き合っているお母さんのお子さんでも、当時は大丈夫??という子たちもいたけど、育ってみると良い大学に進学したり、先生やお医者さんもいる。
自分の目標をきちんと決めて、学ぶということができている子が多い。
うちの子たちはというと、スタートがみんな早い。
字も絵も運動も銘々人より早くできるので、ある一定期までは優秀の部類にいる。
でも、努力をしないのでどんどん追い抜かれて、中学くらいには下から数えたほうが早くなる。
そして、最終的に目標もなくダラーっと過ごしているという・・イライラしてきた・・。
最後の出来上がりが良くなきゃ意味ないのだ!!
自分で思うが、親が何でもやってやってる子どもの育ち方のような気がする。
・・なんもしてないけど・・。
出だしは悪くないのに、我が家の特徴として地が怠け者なんだろう。
悲しすぎる。
もう少し努力をすると伸びるだろうにもったいない。
でも、子どもの性格は親に似るというか、生活した環境に準ずるなぁとつくづく思う。
優秀な遺伝子・・と、言うように運命的な遺伝での資質もある。
そこに自我や家以外の刺激で個人が形成されていく。
客観視していろんな方を見ていると、親の存在ってものすごく子どもに影響している。
子どもからしたら嫌だろうし、私は私よ!って思うだろうが、そうではないのだ。
子は親の鏡とはよく言ったものだ。
私自身は生活環境には恵まれていたのだけど、閉塞された家庭で親に恵まれず。
一人っ子だったので今も見方がいない。
悪いことは全て家庭内でもみ消され、ここでは言えないほどの傷を負うような育て方をされた。
で、親子関係でのPTSDがたくさんあると言われたのだが、これも19歳で家を出るまでの話。
今では親と離れて暮らした時間の方が長いのに、まだPTSDが絶賛継続中なのだ。
簡単なもので言うと、大きな音(ドアの開け閉めや足音)だけで体がこわばり、震えが出る。そして瞳孔が開く(イメージ)がわかる。
パブロフの犬みたいだ。
このようにだ。
親の存在って子どもの全てを左右する存在で、完成しても継続する。
これが自分の子ども達に伝染してはならない。
でも、人間だから間違いもあるし、感情的になることもあるだろう。
そんな時は、落ち着いた時でいいから必ずフォローして欲しい。
自分も浅はかなので、みんなに対しても取りこぼしたなぁ・・と、反省することが多い。
自分が大変だったので、ずいぶん気を使って育てたつもりだけど、逆にいろんなところに手が届いてしまっていたのかもしれない。
だから私はタイムマシンがあったら戻ってやり直したい・・。
・・どっからやり直したら、お三方に近づけるかなぁ・・娘も。私も。