最近話題だが、端的でわかりやすくて品がねぇ。
ただ、言いたいことはよくわかる。
私も親に対して「ロシアンルーレットのようだ」とか言いまわしていた時期もあった。
でも、昔話題になった「世界がもし100人の村だったら」を読んだとき、こうやって「普通」だと思っている暮らしが、世界的に見てどれだけ恵まれているのか。
いろんな角度から考えさせられた。
この本はぜひ一度お子さんたちと目を通してほしい。
「親ガチャ」に関しては、奇しくもひろゆき氏と同じ考えで、頭から批判している方たちは恵まれた環境下で育ち、物の判別がつく状況のぬるま湯育ちなのだろう。
揶揄しているが、悪気はない。
話題に出せるだけ幸せなのだ。気づいていないだけで。
本当に幸福の定義は千差万別なわけだし、子どもにそう思われないように子育てすればいい。
で、良いと思う。
思うに、「親ガチャ」って表現がよくない。
「親」はいい「ガチャ」がよくない。
例えば慣用句などの古来からある言葉で、「カエルの子はカエル」とか「鳶が鷹を生む」とか「親の七光り」とかある。
これも親基準で子どもを揶揄する言葉であるが、これだと「ガチャ」より分かりにくいがさほど反感は買わない。
試験にも出る。「ガチャ」は出ない・・。
「親ガチャ」の言いたいことはわかるが、慣用句みたいに粋な言い回しにしたらきっと炎上しないで、その本質と向かい合い、冷静に話合いできるのではないだろうか。
例えば・・こんな詩がある。
「何のために生まれて、何をして生きるのか、答えられないままで終わるそんなのは嫌だ」
深い・・。