「~べき。」が、なかなか割り切れず、頑固な頭で成長してしまっている。
いろんな症状やアンガーマネジメントの考えでも、このこだわりは良しとされない。
要は確固たる思考で、自分を抑制し続けている結果、見えないストレスやコミュニケーションにおいて、無意識に相手を追い込みかねないからだ。…と、思う。
別に専門家じゃないから。
で、この間とある勉強会に参加させていただいた。
この勉強会の参加は任意。
特に資格もなく、主に生活圏のお勉強というか。
カウンセリングではない。セミナー寄りのガチ勉。
ここに参加したのは男女15名。
年齢は20代から70代と幅広く、仕事につなげる方から自分を高めたいからとか、理由は様々。
とくにロールプレイングやプレゼンもなく、二日間で16時間講義を聞き続けるだけという。地獄。
つまりただの個人のやる気次第の会なのだ。
私は以前起業(企業)セミナーへ行っていたときも、そのあとの起業家の勉強会も一日も休まず、講師の一字一句をもらすまい!!と、最初から最後までノートに書き続けていた。
そして、休み時間には殴り書き部分を訂正し、ノート後方に清書することで聞いたことは全文暗記した。
テキストなんか千切れるほど読み返し、ページごと丸暗記した。
(写真のように記憶できるが、速読は苦手)
・・・って人に今まで出会ったことが無い・・。
今回も初回午前中くらいまではみんな熱心だが、お昼ご飯食べると眠くなるのか寝始め、夕方になると飽きちゃったのかスマホでゲームしている人がいた。
そして最終日、一時間目から寝ていたり動画見ていたり。
・・かえれ。
何しに来たんだろう。この人たち??って怒りすら覚えた。
起業家の集い??では、もはや仲良しごっこ。
自社をいじりディスり、底辺から近づいて相手のすべてを聞き出す会話。
講義より周りとつながろう!!って必死で、ドン引きしたので、握った名刺を握ったまま帰った。
向いてない。
以前子育てでも語ったけど、自分の子を卑下して話す人が嫌いだ。
例えば「うちの子こんなこともできないのに、みんなすごいわー」
っていうやつに限って、自分の子が一番だと思っている。
でも、わざと下手に出る。
そういう策士は何でも人と比べて、情報を探ってくる。
いずれ自滅して孤立するから近づかない。
もとい、勉強する意思があって参加しているのに、なんで全力で学ぼうとしないのだろう。
参加もタダじゃないし、時間だって無駄だ。
私は貧乏性なので、元を取ろうと必死になってしまう。
って書くと本末転倒だが、それもありきでこの学ぶチャンスを逃すまい!と躍起になる。
だから、周りのモチベーションの差に圧倒されてばかりだ。
バカばかりなのか、もしくはもっと崇高なのかどっちかだ。
大人になると、改めて誰かの話しを聞いたり、何かを掘り下げる機会が薄れる。
今なんてちょっとしたことも検索で解決するので、調べる経緯も端折りがち。
私は中学校の時、テレビで特集されていた「ポンペイ」が衝撃的で、図書館に一週間くらい通ってコピーしたりノートにまとめていた。
どこに提出するわけでもなくだ。
そういう経験って、学校の時に「やりなさい」って課題でも出されないとやらないし、すぐ解決するなら頭にも残らない。
私は意図してスマホを持っていないが、このツールで経緯を無視した思考の新人類が育っているのだな。と、感じた。
それはそれ、っていう世の中かもしれない。
世の中大多数を占めていればそれが「普通」だから。
ただ、アナログ世界から見上げるとなんかみんな短絡的というか、心が無いというか。
合理的に薄い氷の上を滑って進むような考え方なんだな・・と、意気消沈した。
人それぞれだから、私の考えもただの一端。
わざわざ時間とお金を割いて学びに来て、モンストやってる方に一度勇気を出して理由を聞きたい。
・・まあ、どう聞こうとしても「お前キライ」が露呈しそうだけどな。