先日、次男の友達母子と天然石の博物館へ行ってきた
お目当てはトレジャーストーン。
砂利を掘って天然石を探す。
自らママ友(普通に友達を作ってみたかった)を作ってみて思う。
要は自分の好きな方のかき集めだ。
でも、その「好き」って主観的で、何か趣味が合う思考が似ている‥訳でもなく、インスピレーションだけで選んだ。
だから実際に話すと、何歳でどこ出身で、経歴とか趣味とかなにも知らない。
唯一の共通点が「子供が同級生」のみ。
‥よく友達(?)になろうとしたなと‥活字にして客観視すると呆れる。
で、直に趣味や経歴を聞いたりしてだんだん相手を理解した。
経歴は流石に様々だけど、不思議と自分よりの趣味思考でちょっとびっくり。
私の直感もあながちなのかなぁと。
モラルの面でも概ね同じ。
例えばお茶してても、話すときはわざわざマスクをしっかりして話し始める意識とか。
どんなに親しくても、礼儀や配慮を欠かさない方が私は好きだ。
まあ、私を見て合わせているだけかもしれないけどさ。でも合わせられるなら安心。
という感じで自分以外を客観視してきて、「自分はなんぞや」と思った。
友達が好きだといった映画や漫画やアーティスト。
みんなを知りたくて、調べて見たり聞いたりしたけど、ピンと来ず。
何が好きか。
ハマっているのかと考えると。
ひとりが好き。
お一人様で行動するのが好き。
コミュニケーションにおいて、絶望的な答えしかなかった。
でも、もう少し注視すると「隕石が好き」「インスピレーション重視」という確固たる自分が見えてきた。
隕石も天然石も実は大好きだ。
でも学ぶほど好きではないし、投資もしない。
‥というかあんまり持ってない。
インスピレーション重視と実感したのは、国立博物館へ行ったときのお土産だ。
砂漠の砂、アンモナイトの本物の化石、隕石のかけら、水晶郡‥。
どれも知識ゼロだ。
でも気持ちはウハウハだった。
そして自分の家に飾る‥訳でもなく、タンスの上に並べられている。
‥で、満足だった。
今回の天然石博物館も、歩く速度で長し見して、お土産やさんで自分の解消したい症状に見合った効果の石をひたすら漁っていた。
「疲れを癒す」とか「明朗快活になる」とか。
思えば神社仏閣でお守りを買うときもこんな感じだな‥私。
何が好き?
となると「とくに‥」でもこうやって何かに没頭したり、満足感を得たりはあるわけだ。
‥こんな感じで先日ヴァイスヴァーザで40%引きのウサギのぬいぐるみを衝動買いしてしまった‥全長60㎝のまあまあなやつ。
元より私はぬいぐるみに興味がない‥そしてウサギどころか動物が苦手だ。
‥では、なぜ購入してしまったのか?
ぬいぐるみが私を呼んでいたから。
これだ‥買ってしまった砂漠の石も、堀当てた天然石も、「私を呼んで」いた。
‥イタイだろ?
でも今は「星の砂」の声が聞こえるのだ。
「私を買ってー」って。