ASDのただの主婦

       ASD診断前から診断後も続投ブログ。ASD目線だからこんな思考だったと後からわかるの巻。

模倣

旦那が珍しくランチタイムにランチに誘ってきた。浮気でもしたんだろうか。

私のマスト。玉ねぎサラダ。

 

Volksで待ち合わせだったのだが、10分前に着いたのでとっとと頼んで一人で食べていた。

基本、私は「絶対に待たない」。

 

これは「B型だから」なのか「一人っ子だから」なのか「自閉スペクトラムだから」なのか「性格だから」なのか「旦那だから」なのか、どれだ。全部か?

スープバーで「牛すじのスープ」があったので、いただいた。

 

…肉デカッ!!!

スープバーで過去イチの大きさ。ブラボー。

 

ランチの一回転目での入店だったので補充したてなのか、かき混ぜたらお肉がゴロゴロ浮き出てきた。

 

…「カチカチ山」の「ババァ汁」が浮かんだ…。(それな)

 

似たような描写が瞬時に浮かんでしまう…クソ…ASD…。

ちなみに同時に浮かんだのが「溺れる魚」で自爆してゴミバケツに回収される肉塊。

…良い風に言えば、「それほどお肉がゴロゴロ入っている」ということで…。

 

旦那にも勧めたが、「ババァ汁みたいだよねッ」とか無邪気に言えなかった。

大人になった私。以前ならババァが隣りにいても言ってた。

 

午前中暇だったので、一人でキックボクシングへ行っていた。

私がやっているのは「フィットネス」なので、音楽に合わせて30分単位でサンドバッグをしばく。

 

他の会員は大体インストラクターが教えてくれる「レッスン」で集まるので、フリーで来る人は凄く少ない。

今日もグループレッスン前から1時間半。1人か2人かの状態で練習していた。

 

私にとってはとてもいい環境。

自我が開放され、サンドバッグに打ち込むたんびに全力でウサを晴らしたくて、小さく「死ねッ!死ねッ!」と呟いていた。

…どう捉えていただいても結構です。(ピシャリ)

 

私はしっかりスポーツをやったのが、中学1年生の時にやっていたソフトボールぶり。

あれから30年何もしていなかったなんて…恐ろしい。

 

体力も筋力も無かったのだが、丸一ヶ月週2で1回1時間半くらい練習していたら少し体が軽くなってきた。

筋力がついたのかも。

 

最初はキックボクシングなんかテレビでも見ないので、棒立ちでパンチやキックをしていたのだが、先週から「バウンス」というその場で小さく跳ねる動きが自然とできるようになった。(ボクサーがアイドリングしている状態)

 

サウンドバックに打ち込むスピードも早くなって、足や腰を回して打ち込めるようになったので音が半端ない。

 

更に少し慣れてくると「インストラクターの癖」がわかってきて、真似できるようになった。(いらん)

 

意識してみて感じたが、そもそも昔から「見様見真似ですぐにできる」タイプだった。

それは、「模倣が得意」であったからだと気づいた。

 

一人で練習しているときはリズムもつかめずあたふたするのだけど、隣にインストラクターが来た途端にそのまま「マネ」できる自分がいた。

 

そうか、運動神経が良いとか悪いじゃなくて「マネがうまいのか」。

確かに私は「情報処理能力」が秀でているので、合点がいく。

目から入った情報を体で再現することにも長けていたのか。

 

ということはだ…よく野球選手のバッティングや投球を真似する芸があるが、あれできるかもしれない。

 

…やらんが。

ちいかわ「出汁編」

ちいかわの漫画。

新作の「出汁編(仮)」が連載中なのだが、非常に心が痛くなる…。

人生で一度は全人類が経験したんじゃないかという「やらかし」なのだが、どう表していいかわからない感情になる。

 

単純な絵と最小限の表現で、ツッコミどころがあるんだか無いんだか微妙な「共感性」を描いてくるので、自分的に「ぐぅの音が出ない」感じ。心が苦しい。

 

今の話は出汁を抱えた「うさぎ」がいなかったら、ただの「生き地獄編」だ。

 

キャラが可愛くて子供向けのグッズが多いから錯覚しがちだが、よく考えたらちいかわ…青年漫画なんだよな。

つまらんことでも学ぶ

今日は法事だったので、久々に親族が集まった。

…とはいえ、2家族…。

親族とは法事の時に会うくらいで話もしない。

というか、年賀状すら来たり来なかったりなので「お互い取り付く島もない」状態。

今日もお教を読んでもらって、各自お昼を食べて解散。

 

全員必要性のないまま終わる。

長女がわざわざ新幹線で参戦してくれたので、今年に入って三度目の東京駅へ送った。

 

もちろん家族総出で「ちいかわ」を外から眺めに行く(入店は予約制なので)。

ちいかわランド…正月頃には全く興味がなく「素通り」。

春には次女も加わり「旧店舗」へ赴き、今では「新店舗」を指を加えて見ている立場。

 

東京ばな奈とコラボのちいかわさえ完売で買えず。新商品は「見てるだけ」。

システムを知らないので「なんで入らないのー!?」とダダる次男。

 

「いつか抽選に当たると良いね…」と、地元に帰ってドンキへ行ったら、サイトでは瞬殺された「ぽてたまシリーズ」のぬいぐるみが棚いっぱいに売っていた。

 

10分もかからず売り切れたちいかわのお友達「ちいカブちゃん」も20個くらいあった。しかも端数が1〜2円安かった。

購入に個数制限はない…「転売し放題だ!!!」という懸念を感じつつ。

 

「…いっぱいありすぎてありがたみがない…↓」と、次女と私の購買意欲が失せてしまって手ぶらで帰ってきた。

 

欲しいのは「何のためだ!」

ちょっと冷静に自分と向き合えた気がした。

ある日の昼下がり

おやつにスモア。

この「小麦胚芽のクラッカー」との相性がいいのでおすすめ。

 

さっき見ていた「徹子の部屋」でキンプリの永瀬廉がゲストなのだが、これはどちらの公開処刑なんだろうか。

 

徹子の部屋は「芸人殺し」として有名だ。

 

しかしながら今回の永瀬廉さんもなかなか手ごわい…。

65歳差の相手に対し、話し方に忖度なしなのが強すぎる。

 

ふたりとも相手に全然合わせないんだな…。ブラボーだよ。

デジタルタトゥー

久々に「今日のモーニング」を上げてみる。毎日どっかしらで食べてはいる。

今日は別のところへ行こうと思ったのだけど、モーニングがあるのに9時オープン…。

モーニング辞めてしまえ。

 

なので、仕方なく駐車場もあってWi-Fi完備の「モーニングワースト1」Denny'sへ。

フレンチトースト&シーザーサラダ。ドリンクバー付き682円。

値段を考慮したら悪くないのだが、サラダは画像に写っている量が「全て」だと思ってほしい。

 

さて、先日ちいかわの公式Xを見ていたら同じポストがやたら続くので見ると「しょうもない事案」が拡散されていた。

拡散に加担してしまうのは嫌なので、詳細は避けるが「個人同士のちょっとした諍い」がXを介して世界中に拡散されてしまっている。というもの。

 

あのX独特の「同じ文言に猫とかしょうもない画像を付けて拡散する」手法は何だ?昔の「2ちゃんねる」みたいなアホのお作法なんだろうか。

 

あれ、面白がってやってるが犯罪行為に加担している認識は無いんだろうか。

無いのか。

訴えられたら数珠つなぎに個人特定されて、晒されるリスクはあると思うのだが。

 

で、その「しょうもない事案」だが、誰しも経験するような些細な諍いである。

例えば私でいうとマックでのあるあるなのだが、最初に「持ち帰りでお願いします」「はい」から始まり、注文、会計後「店内ご利用ですか?」と聞かれる。

 

…おい。

 

こんな程度の事案。毎日誰にでもありそう。

 

これが動画に記録されてしまいXで拡散され、どっかの誰かが「面白おかしく編集」してしまい、更に拡散するという負のスパイラルとなっていた。

 

更にいうと「拡散したほうが元は被害者」みたいな関係性だったのに、事を大きくしたせいで「被害者のほうが大分加害者」にすり替わっている。

 

元ネタが「被害者投稿」だったのが災いして、「擁護という仮面を被った遠隔射撃」が勃発し「変な正義感」から「加害者を畳み込む」形に発展してしまい、最終的に「住所、家族構成から職場まで」ネットに丸ごと上げられていた。

 

これは「制裁」なんだろうか。

ただの「嫌がらせ」なのではないだろうか。

 

ことの発端が加害者側にあることを良いことに「同じくらい苦しめ」とか「自分は正しいですよね?ねぇみんな!?」みたいな感情で、「ただの憂さ晴らし」がとんでもねぇ規模に発展していることに被害者は気づかないのか。

今部屋の隅で丸まってビビる番はお前だぞ。と言いたい。

 

拡散されてしまった加害者は、しょうもない事で「デジタルタトゥー」という烙印を押されてしまった。

 

誰しもスマホを持つ時代。

近所や友人、職場の仲間。果ては家族に親族。

どこまでに知られているかなんて、事情聴取していかないとわからないレベルである。

 

つまり「通りすがる人全員自分の所業を知っているかも知れない恐怖」に、死んでも晒されるのだ。一族全員。

永遠に人を疑っていかないとならない。

 

この仕打ち、あまりにも甚大ではないだろうか。

ここまで想像して上げたんだろうか。否だろう。

 

最近になりようやく前澤友作さんが「なりすまし」を提訴し始め、Googleでの口コミ被害とか「匿名であるが故の犯罪」に焦点が当てられてきたが、誰しも持つ「心の闇」をインターネットに書き込んでしまう恐ろしさ、ってもっと実感したほうが良いと思う。

人だって殺せる行為なのだ。

 

今回の加害者もこの事案で生きづらくなって、もっと大きなことに走ってしまうかもしれないし、全く関係ない誰かに危害を加えられるかもしれない。

そうした場合、被害者であった輩が「指示役」の加害者だ。

 

というか、動画を上げた時点で既に「加害者」だ。

傷はどんどん悪化する。

 

やる側が問題なわけだが、やられる側としてもこんな「しょうもないこと」すら「拡散を想定」して、社会をやり過ごさないといけないなんてどうかしている。

 

「堪え性の無さ」ってこういうところに出てしまう。

やられたほうが「堪える羽目になる」とか、何だそれ。

 

「非接触文化」も相成って、この先こういう「遠隔射撃」みたいな輩がマジョリティになればなるほどビビってしまい、身近なコミュニケーションが希薄になっていくのではないだろうか。

 

一周回って「それ」って心が楽になっているんだろうか?

好きな声、波長

我が家では最高ステージのクレカで家計統一しているので、毎月結構なポイントが貯まる。

Amazonギフト券と交換が出来たので、フィットネス用のバックパックを購入。

…話には聞いていたが…「箱率」高くねぇか?(ペットボトルは比較用)

 

荷物はワンチャン「レターパック」でいける大きさなんだが。

置き配だったので、人が入っているのかと思った。

 

さて、「いろはす」のCMが超好きだ。

ここで歌われている2人がとにかく好感度が良くて好き。

 

岡崎体育さんはそもそも感性が好きで、次男が見ているポケモンの主題歌もすごく好き。以前出演されていたCMでの「生きていてよかった〜」の「深夜高速」。

響きまくってCMなのに泣いてしまった。

 

セントチヒロ・チッチさんは「BiSH」のときは全然ノーマークだったのに、CMでは凄い透明感。メインだけど透明すぎて他の面子に埋もれていたのだろうか。

彼女の顔も声も仕草もみんな好き。凄く可愛い。

 

BiSHといえば「アイナ・ジ・エンド」さんがSINGでポーシャを演じていたとき、次女とドハマリした。

「金持ちで世間知らずの狼のお嬢」という役柄なのだが、ちょっとかすれたハスキーボイスが声優として唯一無二で盛り上がった。

ちょっとアホっぽいけど、品があって好奇心旺盛なポーシャにドンピシャだった。

 

彼女たちは解散した後に存在を知ったのだけど、メンバーも多彩な方が多くて凄いグループだったんだなーと思った。最後の曲だけは知っている。

解散したタイミングも絶妙。全員賢い。

 

好きな声といえば月並みだが「米津玄師」さんは相変わらず響く。

あの曲や歌詞やMVなど一人で統一していることが神。

でも、だからこそ世界観にブレがないので好きなのかも。彼は総合芸術作品だと思う。

 

とはいえ、私的には[Alexandros]の川上洋平さんの声がダントツ推し。

CDを買うほどのファンではないけど、聞くなら必ず選ぶ。

 

普段あまり音楽は聞かなくなってしまったが、たまに音楽番組が流れたときに長男と「今のJ-POPは米津玄師とYOASOBIだけでいいよね。」と、話していた。

 

Adoさん出だしは良かったけど、埋もれちゃったなぁ…。

カミングアウト2

私の「Chromebook」のゴーストタッチが例に漏れず酷い。

使いやすくて持ち運びしやすくて絶妙なのに動作がバカ。

クソッ…保証書!!(大抵捨ててる)

 

さて、6年来の知り合いと家族ぐるみでお付き合いをし始めて丸2年。

この間、自身の発達障害を「カミングアウト」してみた。

 

本当は「障害を知らないでも、これだけ続いているならもういいじゃん。」

という気持ちもあって、散々考えたけど騙し討ちみたいな感覚も嫌だった。

終わったら終わったで仕方ない。くらい腹をくくった。

 

きっかけとしては「殻を破りたい」一択なのだが、向こうからしたら「自分都合でキメラ化しやがった!」(ちいかわ)くらいの衝撃だろう。気を使うかもしれないし。

でも、本当に多方面から考えてみた。

 

例えば「どうやって”自己犠牲せず”人の気持ちを理解すれば良いんだろう?」という疑問がある。

私はASDなのでこれが「永遠の疑問」で「死活問題」である。

 

そして実際アドバイスを頂いたとしても「結局できない」壁がある。

その「壁」を「回り道」して打破したいがために、色んな「ルート」を人から聞きたいのだが、そもそもここに「問題の解決策」とかは求めていない。解決しねーから。

このニュアンスが相手に伝わりづらく、結局同じ疑問が堂々巡りになる。

コレが嫌だった。

 

こういう「お悩み事」に対して「女性特有の”同調癖”」のせいで、十中八九相手からの返答は、

「わかるー私もそうだよー」

とかなる。

いや、お前ASDじゃないやろ。という話。(本音)

本当はここで「私の場合はね…」という話であると凄く助かる。

 

しかし、前者での反応なので私の捉え方は概ね2パターン。

①「また真意を伝えそこねた…」と、あきらめて「そっかー…」でフェードアウトする。

②「そうなの!?」と、同類と勘違いして食いつき、「定型発達者目線」での意見で納得してしまうが結局できないので「繰り返す」という負のスパイラル。

 

ASD同士がお門違いな論争を繰り広げるのも嫌だし、「同調、着席。」とかもっと嫌だ。

「普通の人の考え方を聞きたい」あなた個人の「普通のものの捉え方」を。

 

…前に進みたひ…。

 

これは私の願望。

もうひとつは「相手目線」に立ってみて、知ったほうが「相手が楽かな」と思った事。

 

例えば「思ったことを声に出しがちなクセ」とか「エコラリア」など、相手が「??」と思う行動をたまにしてしまう。大抵「やらかしてから気づく」。

 

それこそ「定型発達者の皮を被っている」ときには出ないけど、親しくなるほど丸裸。

お口も緩んで「平気で他人にツッコミを入れまくる自分」が登場することもある。

 

これも自分。これも個性。

でも良いのだが、「あなたを傷つけたくて言ったわけではない」という妙なニュアンスもあり、そういう発言に限って「家に帰ってから気づく」。

「私が地雷を踏んでいました」と。→猛省。一人反省会。

 

それでもなお、お付き合いしてくれているのだから彼女なりに「しかたねぇババァだな」くらい着地しているんだろうけど、それもシャクというか。(何だよ)

とにかく「原因あって結果なんです。メンゴ。」くらい伝えたかった。

 

多分「発達障害だから仕方ないのか…」って、免罪符にはしたくないけど「なんでこんな事するの!?」と、疑問に思わないだけ相手も心がスッとするかなと。

 

例えばADHDを持つお友達が次男を四六時中ひっぱたいてきていた。

これってADHDにとっては「心をひらいている証拠」でもあるんだけど、知らないと「なんだコイツ!?」って怒りにつながってしまう。

 

でも、私は知っていたのでその子には「叩くと痛いんだよ。お友達は大切にしようか。」とか、次男にも「嫌なときは”やめて”って言えば伝わるからね。」と、対処できた。

そもそも叩かれている次男を見かけても「理由を知っている」のでストレスではなかった。叩かれていた次男も「自分なりに」かわせるようになっていった。

 

こういう感じで「理解」できれば、私の失言や行動に「意味」を感じ「相手もストレスなく」付き合えるんじゃないかな。と思ったのだ。

 

これは私の勝手な「想い(妄想)」であって、そこに相手の考えは微塵もない。

でも、「言わないと進めない」そう思ったのだ。

 

発達障害は「治らない」。

だからといって、「障害であるが故の恩恵」ばかり受けていたら関係性は変化しない。

 

私はどこぞの「障害者YouTuber」みたいに「だってしょうがないじゃん」と障害を免罪符にして、わがまま言いたい放題の人間にはなりたくない。

この人も「なるようになってしまった」のだろうから、責めるつもりはないが「YESorNO」で考えると私は「NO!」だ。ただそれだけ。

 

「両者間での歩み寄り」って、落ち着いて考えたら「障害者だけとは限らない」はず。

「障害者=弱者=私が引かないと」が、変な縛りになっているから難しいんだろう。

また、一概に私みたいな考えが「全部」ではないのも判断を迷わす。

 

結局個人の「どうしたいか」なのだろうが、私は「こうしたかった」というところが着地点なのだろう。

 

突然そんな話を切り出された友達は泣き出してしまった。

…「対等の壁」が崩れた音がしたような…

 

「大丈夫?」と声をかけたら、

「私…知らないで他の人にあなたのことを酷く言ったこともあった…うわ〜ん!」

 

てめぇか、この野郎…

 

と、思いつつも笑ってしまった。

そんなの「お互い様」だよな。

山もあれば谷もある。

 

「…生まれつきだから。突然変異じゃないから。明日もなんにも変わんないから。」

そう言って二人で泣き笑いしていた。