次女が帰ってしまうので、農家直営の「お野菜食べ放題」のお店へ行ってきた。
…見事に「草」だけ…馬の餌のようなスティック野菜…地獄…。
と、思いきや!!美味い!!うますぎる!!
こんな「河川敷でのおままごと」みたいなビジュなのに信じられない美味しさ。
ビーツや菊芋、ケールに人参(切っただけ)何だこの美味しさ!真骨頂。
普段「野菜嫌い」なので、いつも「無理をして」食べていたので衝撃的だった。
でも確かに昔、旅行先で食べた「採れたてキャベツ」が美味すぎて、塩だけで1/4玉くらい青虫のように食べていたな…と、思い出す。
「採れたて」ってこんなに違うのか…。再認識。
「ハズレ無し」絶対また行く。
そして送るついでに東京駅のちいかわランド。
年始に長女を送った際には「素通り」した店舗…。
人間って変われば変わるものだ。
…ハチワレが白いのが気になっちゃう…。
にしても、ちいかわ関連って大人しかいない。
大人がハマるのわかるよ。みんなお疲れ&深闇ね…。
深闇といえば、「とんでもない美容院に行ってしまって丸一日無駄にした話」を読んで私を励ましてほしい…。
※逃げるなら今だ。
先日丸一日空きそうだったので美容院を予約した。
インナーカラーを入れて「ちょいワル」になるんだーと、楽しみにしていたわけだ。
事前にイメージを伝えるとスムーズとあったので、写真の添付と簡単な希望を送っておいた。
さて、ワクワクしながら美容院に向かう。途中、駐車場が分からなくてお電話した。
…無事駐車し、ようやく着席。担当は大柄な中年男性。
開口一番「ウチではできませんねー」
…絶句。
私としたことがまさかの「絶句」
やぶ蛇過ぎて処理能力を発揮する前に鯖落ちしてしまった。
希望は「予約」の時に伝えているわけで、できないなら事前に連絡できたはずだ。
それこそ「さっき電話した時」になぜそう言わなかった??
会って顔で決めたのか???ていうか…理由??なに??
とんでもねぇ量の「疑問」が押し寄せてきた。
「え…できないとは?」
「ボクが!完成させられないと判断したからです!」キッパリ。
乙。
「何ができるんですか?」
「え?…ここは美容院ですよね??カットやカラー色々できますよ。」
「カットとカラーで良いんですけど。」
「ボクには完璧をご提供することはできません!!」
は?話が通じない。「私がおかしいのか??」発動。
どうやら「技量がなくてできない」ではなく「自分は完璧な姿でお客様をお返ししたいので、あなたの希望じゃ添えない。」とのこと。要は「自分が納得いかねぇ」。
…いや、お前の「納得」じゃねぇんだよ。「私の納得」だろうがよ。
また、その言い方が凄く高圧的で「まだ”帰れ”がわかんねぇか?」と威圧してくるので、私はすっかり萎縮してしまった。
なんとなく汲み取れたけど、そもそも「私がなにかしましたか?」という所。
正直怖くて震えてきたので、「わかりました。ではカットだけでも大丈夫ですよ。」と、何故か私が譲歩した。
しかし彼の答えは「できません」一点張り。
「あなたができることでいいです」とまでお客に言わせといて「ボクが納得できないのでできません」これって一般的なのか???ここ、美容室ですよね??
アダルトチルドレンでもあるので、「高圧的な人に従ってしまう」みたいなしょうもないところが私にはある。
完全に流れを持っていかれてしまった。
とにかく頭の中が「何で??」の嵐。コレ、定型発達者でもわかんねぇと思う。
「…すいません…髪を切りに来ただけなんですけど…」もう涙目。
膝もガタガタ震えるし、「どもり」も出てきてしまった。
その様子を見るなり、入口で預けた手荷物を差し出されひざ掛けも引っ剥がされた。
その意味もわからず、涙腺崩壊で大泣きしてしまった。
ここから見たお客さん、「私のほうが問題児・説」。
「お引き取りください」なんでや?
後ろでカットしていたオーナーからも「…帰ってくれない?」と露骨に言われる。
え?満場一致?「な・ん・で・やー!!!!」もうパニック。
旦那に電話をして「助けて」を言いたくて、携帯を取り出したのだけどものすごい顔で睨むので、伝家の宝刀「障がい者手帳」を出して、
「しゅしゅしゅじんにでででんんわささささせてくだささささい…」と言った。
美容師は手帳を見ても「だから?」の態度で動じず「ご勝手に」と。
なんだなんだなんだ…?????効果ねぇぞこの手帳!(そこ)
「私がなにかしましたか?????」座った場所がNGでした?くらい、接点なさすぎて「理由」が見当たらない。
じゃあ100歩譲って「何か」したとしよう。
…お店がお客にする態度ですかーー!!!??ぼったくりバー並の理不尽さ。
電話に出た主人の声を聞いたら全然好きじゃないのに(言い方)更に涙がボロボロこぼれてきた。
ついに最終段階の「失語」が出てしまい、「あ…う…」と、言葉が完全に出なくなった。
過去1回だけここまで「追い詰められた」ことがある。…旦那に…。
まあ二度目の今もきっかけは「旦那」であるが。
そのクソ旦那とも話せなくなったので、携帯を美容師に渡して事情を説明してもらった。
まさかの「先に相手側から事情を聞き始める」形となる旦那。
美容師の言い分は「ご提示されたカットができないとお断りしたのですが、納得がいか無いようで居座られて困っている」というもの。
提示したのは「一般的なミディアムショートの写真」だけどー?インナーカラー折れましたよねー!?
まだオレか!!???オレなのか??「正解」がわからない。
一通り会話をしたあと電話を返され、事情がわからない旦那は私に、
「なんか…一方的でよくわからないけど、よくない空気だから帰っておいで。迎えに行こうか?」とまで言ってくれた。
…ごめん…あなたのことをブログで「猿」とか言って…。
どうでもいい涙も一緒に流れてきた。
結局震える足で色んなところに捕まりながら車に戻ったけど、声も出ないし頭も真っ白だし、「何で??」が渦巻くし、とにかく怖くて怖くて崩壊しそうなくらい追い詰められた。
「あぁ…私はやっぱり障害者だった…」また、余計な涙も連鎖した。
なんとか運転して(よくできた)帰宅してもまだ10時。
今日はここから18時までフリーだった…地獄。
家に帰っても落ち着いたかと思ったら涙が溢れ、嗚咽したかと思ったら能面になり。
始終ブツブツ言い始めたので「今日が私の命日か」と腹をくくった。
体も動かないし、震えもでたりでなかったり。
そんな感じで何も飲まず食わずに14時になり。
「ダメかも」と思ったので、ついに「市の心の相談室」に電話してしまった。
人生波乱万丈だった私だが、初めて電話した。
無論優しい相談員…不甲斐ない自分のせいでこの人の時間も奪ってしまった…
もう思考が鬱。
でもほんの少し楽になって、涙が止まった。
ありがとう。
そして主人帰宅…第2ラウンドの幕開けだ。
私サイドの話を聞いて私以上にブチギレた旦那。
それを目の当たりにして冷静になる私。
旦那は真っ赤な顔をして手もブルブル震え、速攻美容室に電話をしたかと思うと怒涛の剣幕でキレまくった。
…やればできる子じゃないか…。
「女性が美容院へ行くってどれだけ楽しみだかわかってんのか!?その気持をなんで自分本位に踏みにじった!!わざわざ時間さいて出向いてやってるんだろうが!!」
「あなたには妻がいるのか!?妻が他の男に泣かされて帰ってきてんだぞ!!許せねぇんだよ!!!」
イケメン。漫画みたい。
…でもその言い方、ご近所に聞かれたら面倒だから辞めてほしい。
そうやって怒ってくれた。
そんな様子を見ていたら、この件は「もういいや」って思えた。
私は反芻思考があるので、カメラアイも相成ってネガティブ要素は死ぬまで思い出せるし始終頭の中を廻ってしまう。
相手への復讐心も消えず精神的にボコられて、これから先忘れられないんだろうな…って諦めていたけど、旦那のガキみたいな怒り方を見ていたら、不思議と嫌なことが消えていった。
毒で毒を消す…みたいな(言い方な)
次の日、鏡の中で真っ赤に腫れたまぶたの自分に
「昨日は史上最悪な日だったから、今日はいい日になるよ」って言い聞かせてあげた。
またちょっと涙が出た。
そういえば美容師に追い詰められていたとき、おかしな言動が何箇所かあった。
怖くて怖くて震えていたとき「私が悪かったです。謝りたいです。」と、言いだした私。たぶんインナーチャイルドだ。
だって悪いなんて微塵も思ってない。というかそもそも「着席」しかしていない。
でも、「私」は「謝ろう」としてくれた。
「私」を必死で守ろうとする「私」が明らかに出現していた。
こうやって「小さい私」は「私の代わり」に苦しいことを背負ってくれていたのかもしれない。
なんか…こんなの妄想の域だけど…もしこの感覚が「本物」であるなら…
そんな「私」に「かばってくれたんだね。ありがとう。」ってつぶやいてみたりした。