某所の「ラベンダー畑」へ行ってきた。
…なんかスカっている。
最近、ネモフィラとかチューリップとか芝桜とか色んな「花畑」へ行ってみるのだが、どうも誰かの写真通り「お花がびっちり生えている畑」に出会わない。
冷静に考えれば、人が植えて人が管理しているわけだから「人の通り道」があって然りだ。水だってやるし手入れもするだろう。
それがわからないように撮影しているわけだから、みんな写し方がうまいんだなーと、思った。
実際は結構スッカスカだ。
母が30年ほど昔、母の姉と北海道へ行ってラベンダー畑で写真を撮っていた。
その写真が頭に残っていて、いつかラベンダー畑に行ってみたいなーと思っていた。
…こんなスカスカ現実を知らずにだが。
当時の私はまだ中学生で、花より団子。
花見とか全く興味がなかったし、基本部屋に閉じこもっていたので同行しなかったのだが、同じ様なお年頃になってきたら興味が湧いてきた。
やっぱり年を取ると花とか「季節感」に興味が出るのかなぁ…。
お花畑をはしごしていると、「ペット連れOK」が意外と多くて私的にすごく嫌だ。
飼い主が撮影している間、大抵はじっとしていないのでお花を踏み荒らす。
おまけに垂れ流しだったり体毛が植物の間で丸まって落ちていたり、とにかく「次にその場に立って撮影したい身」として、不快でたまらない。臭いし。
それを飼い主さんは「あらあら…」と、「微笑ましい風景」みたいに受け流している。
…お前、それ「人」だったらそんなに笑顔でいられるか??と、問いたい。
素っ裸の「人間」がお花畑を踏み荒らし、垂れ流し、体毛をそこかしこに絡めて出てくる。…我慢できるのだろうか。気持ち悪い。
どうしても私の中の「境界線」が「動物=人」と同じ感覚で受け取ってしまうため、動物の違和感が全然抜けない。
これも「脳の何かが変わっているから」なんだろうか。
ASDなんでガチで捉え方が変であったとしても、やっぱり「首輪をつけてリードを付けて家族です。」は、変だと「字義通り」受け止めてしまう。
「ペット」というくくりが「主従関係」と捉えるから、「家族」と絡めて言われると「なんで?」と、思うのかもしれない。
犬や猫が自立して、人と対等な関係にならない限りずっと違和感あるんだろうな。
さて、ここの売店は「ラベンダーグッズ」満載だった。
若かりし頃は「ポプリ」みたいな「枯れ草の袋」なんか興味ゼロだったのに、「せっかくだから…」と、石鹸とバスボムとバームを買ってしまった。
これが「おばさん思考の入口」なんだろうか…。思いっきり自覚がある。
前に行ったローズガーデンでは、バームや石鹸意外にもアイスやローズティーなど食品もたくさんあった。
見た目や香りを楽しむイメージなお花を、わざわざ食さなくても。
とは思うが、例に漏れず「ラベンダーソフトクリーム」はしっかり抑えた。
…ラベンダー色だっただけだけど…。
ローズソフトクリームはバラの香りと風味(?)が感じられたのだけど、ラベンダーは色だけだった。
過去「ネモフィラソフトクリーム」も挑戦したけど、色だけだった…。
そもそも「花の味」って…香り意外同じなんじゃないだろうか。草っぽいというか。
今年の夏は、またひまわり畑とかに行きたいと思っている。
ひまわり畑は背が高いので、迷路になっていたりで体感できる分楽しい。
…でも「ひまわりソフトクリーム」…あるのだろうか。
ひまわりって香りも浮かばない。
種の味しか…。