さて、家族でディズニーランドへ行ってきた。
今回は初の「障害者チケット」購入でのインパ。
我が家恒例のルーティン…すぐに風船を購入。(なぜ)
…これ、前から2000円だっけ??というくらい、毎回値段にビビる。
インパして10分…駐車場代と風船で、すでに5000円奉仕している良いカモ状態。
まだハロウィンイベントがやっていたので、仮装もたくさん。
ホーンテッド・マンションはクリスマスも兼ねていて一番面白かった。
本日は美女と野獣のお城の裏で大規模な工事が行われていた。
ディズニーランドは外界との遮断を結構気にしていたので、園内からクレーン車が丸見えなのは何だか意外。
違和感…トム・ソーヤの島から撮影したら「シンデレラ城建設中」みたいな絵に。
さて、今回は「ディスアビリティアクセスサービス(DAS)」を利用しようと思った。
ディズニーランドには小さい頃から20回くらい行っているが、初めて「障がい者チケット」でのご入場。
私はスマホがないので「ディスアビリティアクセスサービス」はおろか「プライオリティパス」とかも意味不明。
記憶が紙の「ファストパス」で止まっている。というか、紙のパーク地図がないのが寂しすぎる。あれも思い出なのに…。
今回、次女が同行してくれたので専門知識もあってスマホでサクサク進めてくれた。
もはやスマホなしじゃ遊べない国…。
以下、私目線の疑問などを書き残しておく。
※障がい者チケットでの入場と顔登録には「障がい者手帳(顔写真入り)が必須である」ことを前提。入口で手帳がないとそもそも入れない。
①チケットはQRコードで発行される。各スマホに一度落としたら再び落とすことはできないけど、アプリで1台のスマホに「グループごとまとめることは可能」である。
②グループ内に障がい者の方がいる場合、QRは先頭で保存したほうが後々楽。
③プライオリティパスとディスアビリティアクセスサービスは併用でき、更に待ち時間に他の乗り物も利用可能。
④ディスアビリティアクセスサービスを使う際には、「現地で顔登録しないといけない」
顔登録は、「乗りたいアトラクション近くのキャスト」に話しかければ教えてくれる。
入口から離れたところに「DAS担当キャスト」がいるので(アトラクションによって色んなところにいる)その方の端末で顔登録&受付してもらう。みんな英語が話せたので、海外勢もOK。
これが開園後すぐだと多少並ぶけど、各所でできる。
⑤「顔登録は初回のみ」「手帳提示は原則入口と顔登録事のみ」次からは「アトラクションの予約」のみで大丈夫。
⑥アトラクションの予約ルールは、基本プライオリティパスと一緒。ただし、併用できるのが利点。
⑦予約の際は、各アトラクションで「DAS担当キャスト」に直接お願いをする。
その際、手帳を持つ「本人と同伴者」が必ず同行すること。
一通りアトラクションでの注意(障害者用の)を受けたあと、承諾の上「現在表示中の待ち時間後」に予約を入れてくれる。(例、120分待ち表記であれば、2時間後の何時何分に来てください。と言われる。)対象は「グループ全員」である。
⑧予約をしたら、待ち時間中に他のアトラクションやショーも見られる。
予約時間が近づいたらアトラクションに戻り、「プライオリティパス」の入口から入場。
必ず「顔登録した本人」先頭にQRコードを読み込み、あとは普通に乗れる。
…という感じ。
自分でも事前に調べたけど、知りたいことを書いているサイトがなかったので困った。
とにかく、みんなの疑問はこれだと思う。
①障害者&同伴以外のメンツに適応されるのか。別れてしまうのか。
②DASの予約後、ただ時間を潰すしか無いのか。他の乗り物に乗れるのか。
答えは、「①グループ全員適応可能(6名まで)」「②自由に乗れる。プライオリティパスも取れる。」
である。
色々書くと「面倒くさそう」と、感じるだろうが慣れれば予約に5分もかからない。
簡単に言えば「プライオリティパスが一度に2回使える」わけで、人気アトラクションにほとんど並ばずに乗れた。
…恥ずかしがらずに毎回やっていればよかったなぁ…とか思ったり。とくに子どもたちが小さい頃とか…真面目に並んでいたな…ハニーハント180分…(遠い目)
更に、今は「食事も事前モバイルオーダー&決済」であった。これはショック。
アナログに並んでも購入できるが、「相当待つ」ことを覚悟しよう。
なんなら、インパ後すぐにレストランの予約を入れたほうがいいと思う。
スナック系でも「着席して食べる」には予約がおすすめ。
これはさすがにDAS対象外なので、事前に計画して行きたいところだと思った。
予約&決済ができればかなり快適に回れる。
今回もものすごい混雑ぶりで、ショーの抽選も全部ハズレたが、次女のお陰で「コーヒー飲み飲み、予約した店内からヴィランズのパレードを見る」とか、「ベンチで休憩しながらシンデレラ城のプロジェクションマッピング見る」とか、タイミングよく動けてゆっくり楽しめた。
おすすめは「最後の花火をトゥーンタウンで見る」である。
私は次男とチップとデールの木の上から花火を見ていたのだが、眼下に広がる景色が「ザ・ディズニー」であり、ものすごく可愛かった。
更に、閉園間近はパークの奥から空いていく。
店は軒並み閉まるが、この時間のトゥーンタウンは人気もまばらでサイコーだ。
お帰りのお時間。
このシルエット、泣いちゃう。
基本、ディズニーにはそんなに興味がないけど、ホスピタリティにしろ、お掃除専門のカストーディアルキャストさん達にしろ、最高に気配りが行き届いている園内に感心しかなかった。
みんな優しいから、お客さんもあんまり変な行動する人いないよね。
園内の鴨やスズメすら警戒心ゼロ。
老若男女にLGBTさんたちもいるだろう。誰も「好奇の目で見てこない」天国。
ディズニー…スゲェ統率力な。と、感心しきり。
これぞ「思い描いた世界」。
ただ…ガンガン増える「独特なカタカナ表記」についていけず…併せて日本語表記も添えてくれないかなと、おばちゃんは思うのだった。