今日は休みだったので、散歩がてらファンシーショップをハシゴした。
インターネットでは完売だったものが、地元ではゴロゴロ売っていた…。
やっぱりネット内では「推し活」をしている人や、近くに取扱店が無い方などの足元を見られてしまっているのだろうか…。
冷静に考えても「ちいかわ推し」がそこら中にいるとは思えない…。
このうさぎのマグカップも、公式サイトでは即日完売だったもの。
これがどこにあったと思う…イオンのおもちゃ売り場だ。盲点だったのでは。
ここにも公式サイトで即完売だった「ネンドロイド」が売っていたし、トイザらスには「ちいかわチェキ」も普通に売っていた。
そしてコレ↓
「草むしり検定3級のカードホルダー」
私は好きだから「ほしいな〜」って思うけど、一般から見ておよそ購買意欲もわかないと思われる一品。
これがインターネットでは5000円とかいう相場で売られていたのだが、お店で10個くらい普通に売っていた。
自分がキャラ物にハマってみて思ったけど、インターネット内の売買って「本当に好きな人」が行っているか、「完売」と焦らせて高額でさばく転売品だ。
リアルな公式グッズ店にいるのはガチ勢で、金に糸目はつけませんが多数。
ショッピングモールやファンシーショップは「ファミリー層やお子様向け」であるため、売れている商品にも差があり、マニアックなものや高額商品は普通に売れ残っている。
となるとインターネット内の即完売は、ほぼほぼ「転売目的の仕入れ」としか思えない。人気があっての完売では絶対ない。
現地に出向けば売っているのに、わざわざネットで買い占める…「現地に行けない=海外勢」の仕業なんだろうか…。
自分がお店を構えたとき、「チラシ配り」でわかったことがある。
自分のお店を周知させたければインターネットが最適だ。
ただ、ネットを見ない方にとってはポスティングが有効だ。
でも、これって一方的な発信であるため=「行きます」とはなりづらい。
「あるんだな」という認知と「いつか行こう」が精一杯だろう。
更に「数打った割に当たらない」ので、大量のチラシがゴミになる。
これにクーポンをつけると、「特典目的」が最優先であり一発屋が多く来る。
「店を利用する」という一歩踏み出せた体験は植え付けられるが、目的が「来たくてきたわけではない」ので=リピーターとは程遠い。
ではどうチラシを配布するのが有効的か?と話し合った結果、「店舗前に置く」が一番無難だった。
店舗前に置けば、「自分で店の目の前まで歩み寄る」=興味。
自らの意志でチラシを取るので記憶に残りやすく捨てられにくい。
この上でご来店に繋がった人ほどリピートしてくれるし、知人や家族も連れて再来店してくれる。
配布した枚数に対しての来店者数の割合がとても高いので、チラシも無駄にならないし効率的なのだ。
更に「配布する時間と人権費」も端折れる。
総合すると「店舗前に置いておく」が一番いい。
これを踏まえると、公式店舗(サイト)に来る人が「一般人1に対してちいかわ推し9」であるのに対して、一部ちいかわ商品取扱店は「一般人9に対してちいかわ推し1」なわけだ。
興味がある人が殺到しているだけの話であって、一般的にバズっているのは錯覚だとわかる。冷静であればきっと絶対わかる。
しかし、これがわからなくなるのが「推し活」なんだ…。
ちょっと体験してしまった。
なにかがあると「殺到&即完売」するので、全人類が自分の好きなものを好きなのではないか…とか、焦ってしまう。…なわけない。
トイレットペーパーが枯渇したオイルショック時の心理状態だ。
自分がまた何かにハマって散財しそうな時は、やっぱり現物を足で探して買うようにしたほうがいいのかもしれない。
一回落ち着こう…。