ASDのただの主婦

       ASD診断前から診断後も続投ブログ。ASD目線だからこんな思考だったと後からわかるの巻。

同類を嗅ぎ分ける力

ASDを知れば知るほど、「あのときのアレはコレだったのか…」と、説明がつくことが多くなった。

 

日常生活でも、私は車のナンバーや数字に目が行きがち。

「11ー22」などのよく見るナンバーは「いい夫婦」なのかなーとか語呂合わせをしたり、運転中も足したり引いたりしていた。

 

また小さい頃はジャンプが好きで、四六時中敷布団を重ねては飛んだり跳ねたりしていた。

椅子にもまっすぐ座れず、列に並べばはみ出していた。

何でも回すのも好きで、近くの酒屋でもらった日本酒の蓋にBB弾をつけて回したり、巨大なMONO消しゴムの中心に画鋲をぶっ刺して回していた。

 

また、秀でていたといえばカップに入ったボールをシャッフルして見つけるゲームでは、無限に当てられるので目がつかれたか否かで辞めていた。

片目が不自由な割には動体視力がよくて、特急から通過駅の駅名が読めた。

 

こんな事でもASDの症例なのだ。

おもしろいなーと思った。

 

あと、おかしいなぁと感じていたのは、同類に引っ張られやすい。

吃る方がいらっしゃると吃るし、同じASDADHDでも特徴的な方の行動や所作が移ってしまう。

 

なんだろう…変だなと感じていたが、まさか自分も発達障害だとは思いもよらず。

中二病なんだろう。くらいに思っていた。

 

隣の部屋へ移るときも違和感を感じたりするので、霊感があって霊を感知しやすいのだろうか。とか思った。

違和感を察知しやすいというか、「違う」が強烈にわかる。これも症例の一部だ。

 

だからか、だから町中を歩いていてもテレビで群衆を見ていても「この人違う」と何度も引っかかるのは。

 

たぶんHITしたその方々は隠れ発達障害である可能性が高い。

例えばカズレーザーさん、ふわちゃん、みやぞんさんなど、見てわかるタイプでなくても違和感を感じる人がたくさんいる。

 

なんだかすごい超能力を得たようだ!

とか思うけど、所詮「障害」としか認知されない。

得たどころか欠落してますよの烙印。

 

…なんか虚しい。