「他人の本音を汲み取りづらい。」
という事について、これが「障害」だからなのか私の性格なのだか判別がつかないわけだが、あれもよくわからない。
「ニュースキャスターの本音」
とても凄惨な事件を伝えた後の、お天気キャスターを呼ぶテンション。
単純に「仕事だから」割り切っているだけの話なんだろうが、「あのオン・オフ」ができるレベルの人間を私は信じることができない…。
ニュースの内容によっては、キャスターの情緒に恐怖を覚える。
いちいちそんなの気にしていたら、「どこをどこまで理解したいの!?」って言われそうだが、悩み込んでいるとかではなく「いちいち疑問に思う」何でできるんだろー?って。
私は人付き合いをすることがとても苦手で、毎回予備知識を叩き込んだり「イメトレ」しないと当事者と対面した際に頭が真っ白になってしまう。
そもそも「周りがフランクに人と話せている」事が不思議でならない。
何話してんだ??と。
なにか目的があれば「議題に沿って類似エピソードを踏まえて話す」癖があるので、話題を長引かせることができる。「議論」であれば、一人で延々と喋っている。
ただ、中身がない雑談が苦手なのだ。
もちろん家族とは話すし、旦那だってもともとは赤の他人だ。
でも、その距離の詰め方にはものすごく労力を強いられた。
子どもたちはお腹の中から一緒なので、一歩一歩距離を詰められる。
でも旦那とはある程度出来上がってから知り合うため、毎回「コイツ何なんだ??」という疑問と腹の探り合いであった。
今でも理解できない具体的な事例がある。
旦那が大人のサイトを見ていると「裏切られた」と思う。
これは前の旦那でもそうだった。
旦那は私のことを「好き」だという。
「好きな人=性の対象」だと思っているので、一般の男性が残らず見ているだろう「大人のサイト」を「旦那」が見ていると「浮気」と捉えてしまう。
「お前、言っていることとやっていること違くねぇか??」
と、大喧嘩になる。
見ず知らずの女性に興味があるならその人と結婚してください。となってしまう。
いい加減理屈はわかるけど、どうしても意味が理解できない。
好きな人がいるのに、他の女の人に興味を持つってどういうことだ??と。
…これはニュースキャスターの様に「割り切る」部類なんだろうか。
もういいお年なのでわかってはいる…でも、そういう痕跡を見てしまうと裏切られた気分になり「そのときの嫌悪感が一生残る」
「バレなきゃいい」と思われているということは、「他にもなにか隠しているんじゃないのだろうか」となって、始終不安になる。
これが「障害のせい」であるなら自分が不憫でならない。旦那ごときで。
こういう融通が利かない自分が結構悩みだ。
自分自身に置き換えると、「かっこいいなー」程度の俳優はいるが、当然ながら「性的対象」ではない。目の保養止まり。
ベッドシーンがあっても、話の流れとして「この人はこの人が好きなんだ」と思う程度で「性的に」自分に照らし合わせることはない。
だって私既婚者だし、私には旦那がいる。って、割り切っている。
…割り切れている…旦那のことも割り切れる日が来るのだろうか…。
「旦那を割り切る=お別れ」でしか無いのだが。
なんかこう…中間がないな。本当に。