ASDのただの主婦

       ASD診断前から診断後も続投ブログ。ASD目線だからこんな思考だったと後からわかるの巻。

終末

Netflixで「終末のフールー」を見ている。

…「hulu」にも加入しているので複雑な気持ち。

こちらは韓国ドラマなのだが、原作が「伊坂幸太郎」面白くないわけがない。

と、ワクワクしながら見ている。

 

伊坂幸太郎さんは「重力ピエロ」でハマった。

アヒルと鴨のコインロッカー」はピンとこなかったけど、「フィッシュストーリー」は面白いと思った記憶がある。

 

「終末のフールー」も昔の作品だった気がするので、私的に2010年前の作品が好きなのかもしれない。

 

「終末のフールー」では「惑星衝突による終末までの人間模様」が題材として描かれる。

小惑星ユーラシア大陸付近に300日後衝突する。

これを知らされたところで実際問題「国レベルでの移民は不可能」なわけで、「選ばれしもの」だけ選別され、一般市民は結局「今の場所で死に待ち」しないとならない。

 

自分がもしこんな状況下に陥ったとしたら…どう行動するのだろう。

 

日本は島国のため、まず「移動手段の確保」がされなければそこでゲームオーバーだ。

あとはどう「人間性を保ったまま、余生をやり過ごすか」しかない。

 

「300日後に死ぬ確約」があれば、インフラも全て機能を失うだろう。

大半は「家族や大切な人」などとの時間を優先するのだろうが、「とっ散らかった精神状態」の方からの干渉が最も恐ろしい。

 

火事場泥棒や暴動。

「最後だから何をしても良い」思考の輩。

「もう死ぬからどうでもいい」と自暴自棄になった自殺者の増加。

それに引っ張らっれちゃう「私みたいな人たち」。

 

そもそも「終末」に恐れをなしていたのに「終末までの期間が地獄」じゃ生きている意味もなくなる。

 

「自分が無くなるまでにどう過ごすか」が自分の意志で進められない。

他人が関わると静かな余生すら迫害される。

 

でも、実際300日「生きる」と選択したのならば「物資」は絶対に必要だ。

供給がストップされるだろう状況での「調達」であるなら、やはり「他人との関わりは避けられない」。

 

この期に及んで「助け合いましょう」とか、最初から疑ったほうが良い。

 

色々考えると私はきっと家中を封鎖し、あるだけの食料で「生きて」最後は屋根の上にでも寝転んで死んでるだろう。

最低限「人とかかわらないようにして」。

 

終末とかヤだな。

 

「ピンピンコロリ」がいいな…。