今年の我が家のツリーだ。
壁にかかっているのは学生時代の長女が描いた絵。
絵の具の原料である貝殻や卵の殻を砕いて粉末にしてからベースを作り、石や天然の顔料などで様々な色を再現した作品だそうだ。
なんか金運が上がりそうなので飾っている。
今年のクリスマスツリーは去年と同じ。
毎年「お菓子の国」とか「お花畑」みたいにテーマを決めてオーナメントを買っていたが、子どもたちも大きくなりようやくツリーの安全が保たれるようになった。
なので、一昨年辺りから自分の好きな「陶器やガラスのオーナメント」をふんだんに吊り下げている。
…倒れたら今年のサンタは来ない。
一触即発なツリーである。
↑は、25年前に長女が誕生した際にこだわって買った「アンティーク陶器の天使」である。
この天使、20種類くらいある中から4つチョイスして購入した。
むろんこの時の長女は「一人っ子」である。
「次女、長男、次男」は存在しない時代の話だ。
…このチョイスが後に恐ろしい偶然を生み出す…。
そもそも1番左の天使は「長女」のイメージで購入した。
こんな子になったら良いなというイメージがあったので、最初に選んだ天使である。
実際長女は我が家一の天才。
この天使の通り、絵が好きで本を読む子に育った。
そして次に生まれた次女。左から2番めの天使。
…次女は女子力満載のプリンセスタイプ(今は鋼の剣)の女の子で、パニエとかフリフリの洋服が大好きな乙女だった。
この天使、後に足が割れてしまうのだが、次女も後に前十字靭帯を断絶する。
左から3番目は両手にハンドベルを持つ天使。
我が家の3番目の長男は、実は「両利き」である。
画像ではで分かりづらいが長男は天然の茶髪で、天使と同じ毛の色をしている。
後付なので「こじつけ感」は否めないけど、段々オカルティックになってきた。
そしてこの年でいったん天使に対する考察は終了。
「三人兄弟だから、天使も3つで良かったねー」って感じで10年後…
次男誕生。(キャー)
晴れて4人姉妹兄弟。
…18年前に4つの天使を購入して、最終的にその数の子どもが生まれた奇跡。
そして目を凝らして見てほしい…。
左から4番目の最後の天使は唯一の金髪なのだ。
1人だけ毛色が違う…。
我が家は再婚のため、次男だけ父親が違うのだ。
もう、ただの「怖い話」だな。
長男を示唆する天使より、次男の天使のほうがハンドベルを倍近く持っている。
これがなにかの伏線でないことを祈る…。