ASDのただの主婦

       ASD診断前から診断後も続投ブログ。ASD目線だからこんな思考だったと後からわかるの巻。

自己完結

最近色々あってちょっと心が重い。

週末に友達と5人で「ロイホ新年会」をやる。

このときまでに能面みたいな今の顔をどうにか笑顔にしたい…。

 

こういう時はなるべく「自分を甘やかす」ようにしている。

何かわからないけど、たまに表情も反応も乏しくなって、目の焦点も合わないくらいチーン…となってしまう。

周期的に排卵日とか生理直前になりやすいので、更年期とか自律神経の関係のような気がする。

…鬱っぽいと認めたくない…。

 

そんな自分を励まそうと、クレープの生クリームを3倍にして自分を労った。

先月は「ゲゲゲの謎」を格安の障害者割で見た。

そして今日…お腹いっぱい「きなこもち」を食べた。

…幸せだった…。

 

頑張れ自分…いや、頑張るな自分…。

 

…つまんねぇ大人だな自分…。(労う手段がショボい)

 

テンションが上がって下がって…モヤモヤしながら自転車をこいで帰宅した。

赤信号で止まっていたら、駐輪場の奥で警備員さんが正拳突きをしているのが見えた。

一人で暇すぎてやっていたっぽい。

奥の方だったので、私が止まっていた位置からしか見えなかった。

 

…思わず正拳突きに合わせて歌ってしまった。

「…カニっ食べっいこぉ〜…カニっ食べっいこぉ〜…」(PUFFY

 

無意識だったので思ったより大きい声で口ずさんでいて、我に返った瞬間ツボに入って笑いが止まらなくなった。

…ひとりで…。

 

もう怪しいのは正拳突きしている警備員じゃない。私だ。

 

帰路につく間もジワジワきて、ニヤついてしまった。

家に近づいたとき、軽いエンジン音が後ろから聞こえた。

結構な頻度ですれ違う、カブに乗った新聞配達のおじさんだ。

 

このおじさん意図は不明だが、毎回次に配る新聞を一部持って頭上に高くあげて走っている。

全力でガッツポーズしているイメージ。

 

そのおじさんが、私の後ろを通り過ぎるタイミングで片手を高々と上げて走り去っていった。

「いいね」されたみたいに思えて、また笑顔になってしまった。

 

…全部私の中で消化しただけの出来事だけど、何だかちょっと元気が出た。