旅の後記。
出発して最初のSAで、ちいかわのガチャガチャをしたらレアな「黒星」を当てた次男。
「黒星」とは「お願いごとは叶うんだけどちょっと嫌な気持ちになる」という不幸星だ。
ちいかわはこの星に「ずっとこのまま(幸せ)が続くといいね」と、お願いするが、この後「3日間を延々とループし続ける呪い」にかかる。
…出だしでこんないわく付きの黒星を…しかも3連休初日に出すとか。今なのか…。
赤べこのうさぎは途中で会った長女にもらった。孫も元気だった。
行く先々で「ご当地ちいかわ」があり、「絶対に手を出しては行けない領域だ!」と、見て見ぬふりをしていた。
単純に@440×47都道府県=20680円×3種類(ちいかわ、ハチワレ、うさぎ)=62040円…。更に1県に付き3バージョンくらいある場合もある。
…ゆうに10万円を超える代物…のわりに、コンプリートしたくなる中毒性。
そして使い道がない地獄。
絶対に手を出してはならないのだ…。
今回の戦利品。
マリオのおもちゃとかけん玉とかは、次男にせがまれた。どこにでも売ってそうだ…。
私「ここにしかないもの=お土産」に対して、次男「欲しいもの=お土産」である。
個人的には「ひも川うどん」と、「めし泥棒」が気になる!!
明日食べよ。
いつもそうだが、私は渋滞や混雑が苦手なので「行きは夜間出発」とか「帰りは昼出発」とか、常に人と合わないように先読みして行動している。
今回も3連休であったが一度も渋滞にハマらず。
時間をずらしまくったので、どこでものんびりできた。
私のモットーは、
・食事もレジャーも時間をずらせば混雑も避けられる。
・目的があれば「朝イチ」か「最終」を狙って事前に予約する。
・朝、昼、夜をきちっと食べようとしない。
「ながら食べ」でも、コンビニでもいいじゃんと妥協する。
・一日にいくつも「目標」を持たず「一個できたら大成功!」くらいのスタンス。
無理そうであれば、代替え案をいくつか用意して臨機応変に。
・混雑した場所で移動する場合は「ナビに逆らう」
大抵のナビは同じ経路をたどるので、みんな同じルートを移動する。
だからいつも同じ一般道が渋滞する。「急がば回れ」が正解だ。
・万が一、渋滞しても「高速は降りない」
結局高速に乗った方が早いので、携帯トイレや食料など持参で準備を万端にする。
私は強迫性障害やADHDの多動性障害があり、過去の旅行は「予定を詰め込みすぎ」が非常に多かった。
更に「分単位」で移動手段や、訪問場所や飲食店の予定を入れているので、なにかの拍子に予定が狂うとパニックだったし、逆に「予定なし」でもパニックだった。
上3人も4歳差とはいえ、小さい時は全員連れて移動するので大変だった。
どこへ行くにも「最年少」に予定を合わせないといけないので、上は退屈だっただろうし、自分たちはただの「引率者」であり一緒に楽しむ…という感じではなかった。
そうやって26年間子育てし続けているわけだけど、じぶんが障害者であるけれど「できる」のと同じで、大変だけど「やりようはあった」。
何にでも言えるが「考え方の置き換え」をすれば、ある程度の目標に合わせることはできる。「直行」せずに「迂回」するのだ。
そうやって「普通」に対抗しながら「どうやれば自分に優しいレジャーができるだろう」と、自分中心に考えるようになってようやく変わった。
自分に余裕ができれば、他人にも優しくできる。
みんなも、子連れレジャーは頑張りすぎずにゆっくり楽しんでほしい。
誰にも監視されていないんだから、「自由」でいいのだ。