ASDのただの主婦

       ASD診断前から診断後も続投ブログ。ASD目線だからこんな思考だったと後からわかるの巻。

芸能人のいる豆まき

今日は節分なので、次男と18年ぶりくらいに神社の豆まきへ出向いた。

 

平日ではないのですごい人の多さ、撒かれた豆にくじが付いていて米とか酒とかもらえるため前列は大騒ぎだった。

私達はのんびり構えていたので豆なんかひと粒も取れず仕舞い。

「節分感」は味わえたので、時間差で行われる別の場所の豆まきも見たくなって大きなお寺に移動した。

 

こちらは毎年芸能人も来られるので華やか…と、思いきや、必要以上の警察官がバリケードを作り規制。

さらにかなり細かくて厳しい櫓上での注意喚起がいたるところで行われ、始まる前から「参加者vs警官」というピリピリした空気であった。

 

梨泰院とかの惨事を懸念して色々対策をしてくれたみたいだが、そんなに混んでないというか。

参加者もビビってしまったのか、前列にも空きがたくさんあった。

 

初めてきたし、何か殺伐とし始めたし、場が読めないので遠くの方から次男と見ることにした。

実際、始まってみたら芸能人そっちのけで「投げられる豆」に人が殺到したので、ああ無情…と思った。

今年来た芸能人の方は旬も過ぎて今はテレビで見かけない方ばかりだったけど、昔はそこそこ有名だった。

 

帰り際、参道の混雑と車の渋滞が被ってしまい、私と次男が歩く速度でずーっと某芸能人の運転する車と並行して歩く羽目になった。

 

…気まずい。

 

ファンでもないし、でも20年くらい前はドラマにも出ていた人。

周りの人も「あっ…」となったけど、ファンでもないし…「あんまり見ちゃいけない人」みたいになっていて、自然と「通り過ぎる際には会釈をしましょう」みたいな変な空気になっていて笑えた。

 

某芸能人さんも最初は会釈に答えていたけど、段々能面になって何も反応しなくなった。限界だったのだろう。

 

華やかな世界の人=ちやほやもてはやされてキラキラの笑顔で…なんておとぎ話なんだな。

現実を見た気がして、「私生活を切り売りするような人生って、失うものも多いんだ」と感じた。