私にはASDの「常同行動」があり、毎日一定時間「同じこと」をしていないと落ち着かない。
たぶんだが、前にも書いた通り反芻思考で「四六時中何かを考えている」ので、「なにかしていないと掘り下げすぎて鬱になりそう」だからかもしれない。
一回「何かを断ち切る」ためにも必要な行為だ。
別になんでもいいのだけど、たまたま「ゲームであった」だけである。
過去を振り返ると、「お菓子作り」「製パン」「手芸(ミシン)」でも同じ行動をしていた。毎日4〜5時間体が冷たくなっても座って、ひたすら「作り続けて」いた。
確かにゲームを手にするときって朝方とか、就寝時とか、ストレスで限界の時が多い。
大抵「就寝時」になると、反芻思考でグルグルし始めるので「寝落ち」目的で目も脳も強制的に疲れさせてやるーと、ゲームをし始める。
これが「単調なゲーム」でないと逆に脳を使ってしまうので、一時は「ソリティア」や「上海」をずっとやっていた。
今は安いDLゲームが多くスイカゲームもSUSHIショットもやったが、長くやってるゲームは「カイロソフトシリーズ」である。
目的が「無になりたい」みたいなものなので、ストーリーやキャラクター云々よりも「如何に継続できるか」が重視で単純なレコード更新みたいなものが好ましい。
これが「ゲーム依存症」の人と決定的な違いな気がする。
「DEADLY DAYS」
上記は1年以上ハマっているゾンビゲーム。
毎日お題も更新され、自分で見切りをつけない限り延々と遊べる。
「DORF ROMANTIK」
こちらもDLソフト。
ひたすら「街」を作っていくゲームで、自身で納得しない限り終わりはない。
これら「単調なDLゲーム」の存在を知らない時は、ひたすら「キーホルダーに付いたテトリス」や「ピクミン」など「レコードを更新するだけのゲーム」の同じ面だけをやり続けていた。
1秒でも更新できないと嫌だったので、スタートでしくじるたびにリセットしてやり直していた。
この「同じ面を何度も繰り返しながら2〜3時間ゲームをし続ける」のだから、ちょっと常軌を逸してはいた。
でも、この行為が自分にはとても大切で「頭の中を空にする」とか「リセットする」意味合いがあったので「絶対に遮ってほしくない」時間だった。
大人になってこういう時間が持てて、「膿を流す」みたいなことができたが、子供の頃は何をやっていても親に監視されていたり自由も理解もなかったので、相当心が荒んでいたのかなと感じる。
原因はこれだけではないが「機能不全家族によるアダルトチルドレン」になるくらいだから、相当だ。
ただ、この行動を「許容してくれ」というのも難しい。
実際「ゲーム依存症」と受け取られても仕方のない行為だし、「いつ終わるんだ」という不安は家族にもあると思う。終わんねぇから。
しいて言えば「何かしらに集中し始めたら、放おって置いてほしい。」これに尽きる。
おそらく「発達障害であろう」父親も、ひたすら携帯オセロの「弱、中、強」だけのゲームを部屋から一歩も出ずに丸一日やっていた。異常行動だ。
この行動を母親は「お父さん、よっぽどオセロが好きなのねー」と流せていたのだから異常許容だ。
両親に関しては「異常行動の宝石箱や」みたいな方々なので語るのは控える。
「父ASD+母ADHD=娘ASD/ADHD」みたいな絶望的な数式が成り立ちそうなので、掘り下げない。
こんな依存行為に「ゲーム以外の意味がある」ということなんか、普通わかんないよなー…。