ASDのただの主婦

       ASD診断前から診断後も続投ブログ。ASD目線だからこんな思考だったと後からわかるの巻。

デジタルタトゥー

久々に「今日のモーニング」を上げてみる。毎日どっかしらで食べてはいる。

今日は別のところへ行こうと思ったのだけど、モーニングがあるのに9時オープン…。

モーニング辞めてしまえ。

 

なので、仕方なく駐車場もあってWi-Fi完備の「モーニングワースト1」Denny'sへ。

フレンチトースト&シーザーサラダ。ドリンクバー付き682円。

値段を考慮したら悪くないのだが、サラダは画像に写っている量が「全て」だと思ってほしい。

 

さて、先日ちいかわの公式Xを見ていたら同じポストがやたら続くので見ると「しょうもない事案」が拡散されていた。

拡散に加担してしまうのは嫌なので、詳細は避けるが「個人同士のちょっとした諍い」がXを介して世界中に拡散されてしまっている。というもの。

 

あのX独特の「同じ文言に猫とかしょうもない画像を付けて拡散する」手法は何だ?昔の「2ちゃんねる」みたいなアホのお作法なんだろうか。

 

あれ、面白がってやってるが犯罪行為に加担している認識は無いんだろうか。

無いのか。

訴えられたら数珠つなぎに個人特定されて、晒されるリスクはあると思うのだが。

 

で、その「しょうもない事案」だが、誰しも経験するような些細な諍いである。

例えば私でいうとマックでのあるあるなのだが、最初に「持ち帰りでお願いします」「はい」から始まり、注文、会計後「店内ご利用ですか?」と聞かれる。

 

…おい。

 

こんな程度の事案。毎日誰にでもありそう。

 

これが動画に記録されてしまいXで拡散され、どっかの誰かが「面白おかしく編集」してしまい、更に拡散するという負のスパイラルとなっていた。

 

更にいうと「拡散したほうが元は被害者」みたいな関係性だったのに、事を大きくしたせいで「被害者のほうが大分加害者」にすり替わっている。

 

元ネタが「被害者投稿」だったのが災いして、「擁護という仮面を被った遠隔射撃」が勃発し「変な正義感」から「加害者を畳み込む」形に発展してしまい、最終的に「住所、家族構成から職場まで」ネットに丸ごと上げられていた。

 

これは「制裁」なんだろうか。

ただの「嫌がらせ」なのではないだろうか。

 

ことの発端が加害者側にあることを良いことに「同じくらい苦しめ」とか「自分は正しいですよね?ねぇみんな!?」みたいな感情で、「ただの憂さ晴らし」がとんでもねぇ規模に発展していることに被害者は気づかないのか。

今部屋の隅で丸まってビビる番はお前だぞ。と言いたい。

 

拡散されてしまった加害者は、しょうもない事で「デジタルタトゥー」という烙印を押されてしまった。

 

誰しもスマホを持つ時代。

近所や友人、職場の仲間。果ては家族に親族。

どこまでに知られているかなんて、事情聴取していかないとわからないレベルである。

 

つまり「通りすがる人全員自分の所業を知っているかも知れない恐怖」に、死んでも晒されるのだ。一族全員。

永遠に人を疑っていかないとならない。

 

この仕打ち、あまりにも甚大ではないだろうか。

ここまで想像して上げたんだろうか。否だろう。

 

最近になりようやく前澤友作さんが「なりすまし」を提訴し始め、Googleでの口コミ被害とか「匿名であるが故の犯罪」に焦点が当てられてきたが、誰しも持つ「心の闇」をインターネットに書き込んでしまう恐ろしさ、ってもっと実感したほうが良いと思う。

人だって殺せる行為なのだ。

 

今回の加害者もこの事案で生きづらくなって、もっと大きなことに走ってしまうかもしれないし、全く関係ない誰かに危害を加えられるかもしれない。

そうした場合、被害者であった輩が「指示役」の加害者だ。

 

というか、動画を上げた時点で既に「加害者」だ。

傷はどんどん悪化する。

 

やる側が問題なわけだが、やられる側としてもこんな「しょうもないこと」すら「拡散を想定」して、社会をやり過ごさないといけないなんてどうかしている。

 

「堪え性の無さ」ってこういうところに出てしまう。

やられたほうが「堪える羽目になる」とか、何だそれ。

 

「非接触文化」も相成って、この先こういう「遠隔射撃」みたいな輩がマジョリティになればなるほどビビってしまい、身近なコミュニケーションが希薄になっていくのではないだろうか。

 

一周回って「それ」って心が楽になっているんだろうか?