ASDのただの主婦

       ASD診断前から診断後も続投ブログ。ASD目線だからこんな思考だったと後からわかるの巻。

画像を撮る人

今日は多忙すぎてギチギチなわりに「待機時間」も長いので、朝は「ジャブ」程度の朝ご飯。…病院食…。

ガストの「サラダとヨーグルト」ドリンクバー付きで600円。

各200円と考えれば安いけど、ご覧の通り…なんというか…800円で堪能できるCOCO'Sに比べてしまうと何とも。

 

毎回朝の番組を流しながら運転しているわけだが、今日も「??」と、思うことがあった。

「視聴者提供」の事故、事件、災害動画だ。

 

「防犯カメラやドラレコ」みたいに「勝手に撮る」タイプではなくて「スマホ」やビデオカメラなど「意図して操作しないと撮影できない」機器に限ってのお話。

 

今日見たものは「火災」であったが、それでも亡くなられた方がいらっしゃる案件。

あれ、どんな気持ちで撮影して記録しているんだろう??

野次馬だとしても「その思い出、いる??」と聞きたい。

誰かに見せて、他人の不幸をネタにするんだろうか。一人で戒めているんだろうか。

 

今記録しているフレームの中で誰かが苦しんでお亡くなりになっているかもしれない。

…とてもじゃないけど不謹慎というか、倫理観がずれていると言うか…。

もし私の身内や子供がやっていたら、頭しばき飛ばすが今の感覚は違うのだろうか。

 

逆に「自分の身内が被害者」だったら「みんな撮ってー拡散してー」ってなるんだろうか??

 

古い考えかもしれないが、「自分が安全圏にいる」ことを良いことに、「歪んだ正義感」をかざす人が私は嫌いだ。

(…そう書くとこの内容もグレイだが)

 

もちろんそういう映像が、事件の解決に役立つこともあるかもしれない。

でも、「事件、事故、災害」って「突然訪れる」とっさに「証拠を撮らねば!」という正義の味方みたいな心理状態になれるんだろうか?

とりあえず「ネタ!」この勢いではないんだろうか??

で、あとから考えて「売れる」から「マスコミにリークする」だけの気がするんだけどどうだろう。

 

例えば自分が撮影をしている際に「事件性の高い出来事が映り込んでしまった」場合、まず「消すか消さないか」葛藤があると思う。

意地悪ではなく「関わりたくない」って気持ちも正直あると思うからだ。

そのなかで「証拠になるかも、役に立てるかも」を判断し、「さて、警察かテレビ局か自分のTwitterか」と、考えて行くわけだ。

 

大抵「事件性があれば」警察なんだろうが、判断のつかない案件だってあるわけで。

今の風潮では何でも「とりあえず聞く」みたいな物がある。

とりあえず「自分がどうしたらいいかをyahoo知恵袋とかで聞いてみる」みたいな。

yahoo知恵袋なんか可愛い方で、もっと「匿名性の高いサイト」で聞くことだってあるだろう。

 

…自分の判断を他人に決めさせている時点で「出すな」と言いたいが。

 

それほど手間をかけて精査してから「世に送る」って、もう「計画性ありすぎ」だろう。途中で「もう辞めよう」とか、冷静になる瞬間とか無いのだろうか。

 

って、考えてしまうと結局「特ダネを撮ってしまった!という高揚感により勢いで出すやつ」と「パパラッチ的に事前計画して出す」やつがマスコミに投稿しているんだろうなって思う。

何か…とりあえず「お友達」にはなりたくない。

 

個人的な認識ではTwitterとかYouTubeで流す人は「とりあえずのバカ」か「アクセス目的」。TikTokは「自己顕示欲」なイメージ。偏見だけど。

 

どちらにしても「後先考えない」行為だなって呆れてしまう。

こういう行動をしているのは未成年だけではないと思う。

マスコミでもなんでもない「普通のいい大人」と言われる人が半ば興味本位で撮影したり、ネット上にあげてしまったり。

 

何してんだろう…って悲しくなる。

その上「拡散」しているにも関わらず「匿名」の矛盾。

出したいんだか、出したくないんだかどっちや。

 

自分の「証」とか「存在意義」とか、裏には色んな感情があるんだろうけど「判断できるのが大人」なのでは。

センセーショナルな事件や事故は「プロ」任せで良いんじゃないんだろうか。

 

今は何か諍いやもめ事があると「当事者以外」が記録しがち。

 

「火種」をばらまくようで、あんまり良くないんじゃないか…と、私は思うわけだが、どうだろう。