子どもが生まれると、SNSをやりがち。
主に親族と共有する方がほとんどだが、まれに世界に発信する方もいる。
私が育児ブログをやっていたのは20年位前だが、その時は個人情報駄々洩れだったなーって思い当たる方がたくさんいらっしゃった。
今度○○に引っ越しまーす♪みたいな。
自家用車の写真をナンバーごと載せてたり。
写真も顔出し、本名も丸出し。
家族構成や地域はご丁寧にプロフィールで説明している方もいた。
それに比べると今はみなさん細部に気を使ってるなって思う。
良いと思う。
ただ、どうしてもネタになりがちな子どもの発言や行動。
こればっかりは「面白ネタ」として、いろんなところで拝見する。
・・いいと、思っていた・・。
が、最近になって昔育児ブログで自分の失敗や、失言ネタを勝手に親に書かれていたと訴えた方がいた。
いや、うちじゃなく。
でも、冷静に考えれば自分の事を親が不特定多数に勝手に配信し、自分が知らないうちに世界中からネタにされて笑われていた・・って知ったら嫌だ。
そういう思考が無かった・・私も。
前に私も書いた子どもの面白言い間違い。
かわいいな発想が面白いな・・って思いで発信してしまったけど、当の本人の許可があったわけでもない。
よく考えると、こういう思いって親の一方的な思いで、誰かが「ぜひ、お子さんの面白エピソードがあったら教えてください!」って懇願されたわけでもない。
なんで自分の子どもをネタにしてしまったかな・・って、分析してみると、自分の世界が育児しかないから、面白い話題も子どもの事しかなかったんだ・・という悲しい結末になった。
育児が中心だから世間が狭いのだ。
だから、こういう子ども目線からの意見ってとっても大切だし、いいと思っていたことが嫌がらせだった・・って、冷静になれば理解できる。
とくに「泣きながら漏らしちゃった」とか「怒ったら家出しちゃって」とかって、親からしたら千載一遇のエピソードなんだろうが、自分の親がネットで書いていた・・って気づいたら本当に嫌だと思う。
私も子育てネタたくさん書いたけど、不登校とか問題提起したつもりでもダメだなぁって反省した。やっちまった・・。
とりあえず子ども達に報告したら「別に自分たちもママの事を書くこともあるから構わないけど、絶対に個人が分からないようにしなさい」と、注意された。
・・なんかすいませんでした・・。
親だから子どもを支配したような気になって、何でも書くのは良くないなってつくづく思った。
・・反省。