ASDのただの主婦

       ASD診断前から診断後も続投ブログ。ASD目線だからこんな思考だったと後からわかるの巻。

RRR

友達と以前エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスを見に行った事がある。

無になって帰ってきた。

 

現代アートっぽい斬新な映像で、表現の自由で作りました全開の作品だったため、あとには何も残らなかった。

映画が好きで、見倒した方にはおすすめ。

まぁ嫌いではない。

 

で、RRRが以前より気になっていたのだが、いかんせん上映時間180分。

閉塞された空間で発作が出るには十分な時間。無理だ。

と、諦めていたのだけど、大学に通うため一人暮らしをしている次女が、アマプラでレンタルすると言うので乗じてこちらでも見てみた。

 

結論、男子大爆笑、女子ドン引き。

例えると、「中2までの男子が集まり、親の言うことを一切聞かずに作り上げた映画。」

というか。

「もう、スゲーな。」が、母としての感想。

 

以前「踊るマハラジャ」でインド映画が注目された際、見たことがあった。

独特の思想感というか、表現というかクセになるのはよくわかった。

とにかく華やかで明るい。

 

今回は華やか…ではないけど、勇ましいというか…バカ…いやいや…。

私でも表現が難しいが、多分運動会前日の男子の頭の中はあんな感じなんだろう。

とにかく純粋な描かれ方で、伏線も無ければ転回もない「起起起結」的な映画だった。

 

我が家の男子軍(旦那を含む)は、ナトゥーダンスから画面に釘付けになり、次男は終わったあとも踊っていた。

 

なんかアホだと思ってみていたので(失礼)考えなかったけど、ナトゥーのあの踊りはほんとに凄い。私は二振りくらいしかできなかった。

インド映画だから動物はCGであっても、俳優さんの動きはガチだろう。凄すぎる。

 

次女から、イッテQでガンバレルーヤが完コピしていたと聞いて驚いたもんだ。

あのお二人も多才で振り切っているので、リスペクトしている。

 

ただ、インド人男子があんなにイギリス人男子に対して劣等感があるなんてちょっと嫌だった。

過去にインドがイギリスの植民地だったので嫌いなのはわかるが、それでもイギリス人女子は好きなのね。っていうがっかり感があったからだ。

中2の下心を見てしまったような。

 

インド映画は派手で、自信に満ちた単純なお話ばかりなので大衆ウケするのがよく分かる。

親族で集まったりして娯楽として楽しんで見て発散しているのかな。

誰かとワイワイ見るのにおすすめな映画でした。