ASDのただの主婦

       ASD診断前から診断後も続投ブログ。ASD目線だからこんな思考だったと後からわかるの巻。

あってないようなもの

一日ゴロゴロデーだった休日、COCO'Sへ行ったついでに足を伸ばして千葉にある「大慶園」へも行ってみた。

www.daikeien.jp

…なんというか…ピノキオの終盤で「悪い子」たちが行き着く島みたいな…。

 

エアコンがなくストーブをいたるところで焚いているので、灯油の匂いが蔓延していて、騒音+雑沓+大音響のBGM。

クレーンゲームの景品は軒並み時代遅れなのに、さほど取れない。

若者が多くてゆる〜い歌舞伎町みたいな印象だった。

30分も居ればロバになるなと思ったが、次男は楽しんだみたい。

 

ここにあった懐かしのゲームで、「旗揚げ」があった。

私のASDでの特性だと思うが「反射神経と動体視力」が凄くいいので、このゲームは負け知らずだった。

 

私は「シャッフルカップ」も得意で、目が疲れない限り延々と当てられる。

先天性の弱視があり、視力が2.0と0.1なので「目がいい」わけではない。

 

イメージを伝えると、目で追うのではなく目に写った画像を全体で見ているだけ。

ぼんやりしていて焦点もあっていない。ただ、終わるまで瞬きもしない。

こんな状態でバンバン当てられるのだ。不思議だった。

 

韓国ドラマ「ウ・ヨンウ〜」で、ASDである主人公は「間違い探し」が神業だった。

私にその能力はないが、長女にはある。

…まあ、色々足りない割に色々あるが1円にもならん。

 

そして帰宅。

恒例「次男と風呂での会話」。今日も残念な会話で盛り下がった。

テーマは「宇宙人と友だちになれるか問題」。

 

次男が「宇宙人って何語だろう?」と聞いてきたので「テレパシーでコミュニケーションを取るらしいから言語解釈はないんじゃないの?」と返した。

 

「テレパシーって頭の中に聞こえるやつ?」

「そうだよ。考えていることが全部わかるんだよ。”サトリ(妖怪)”だよ。」

「友だちになるの難しそう…」

 

「…そもそもなんだけどさ、”宇宙人”って何で来てる?」

「UFO」

「UFOって飛行機と比べてどう??」

「宇宙も飛べるし、早いし、消えるし、光るし…」

 

「そんな乗り物作れる奴ってどんな奴だと思う??」

「やっっべー天才」

「そう、やっべー天才。その天才が”飛行機しか作れないような知能の人間”をどう思う?」

 

「…」

 

「アリンコ」

 

「…アリ…」

 

「あなたはアリンコと”友達”になりたい????」

「…なりたくない。」

 

「そう!無理なのです!」

 

またひとつ7歳男児の夢を摘んでしまったな…と思った。