ちいかわ×FEILERコラボトート。
大事すぎて使えないので、全然日の目を見ない。
このままお蔵入りか…?
さっきイッテQの「出川哲朗、はじめてのおつかい タイ編」を見ていた。
次男が突然画面に写った寺院を指さして、
「ワット・パクナム、知ってるここ」と言ってビビった。
金の大仏と天井画でわかったそうだ。
「前世の記憶が…!!」タイ人??
と、思ったのだが、幼児園の時に授業で習ったんだそうだ。
それまで出川さんの変なヒアリングを聞いて、
「ツルツルboy many many house.」と連呼してギャーギャー爆笑していたのに、急に「スン」としたのでなんか憑き物が落ちたのかと思った。
思えば次男が生まれ、夫婦合わせて月720時間労働という異常な苦労をしていた時代。
それでも丸2年間保育園に入れなくて、生まれたての次男とずっと一緒に働いていた。
だんだん成長して歩き回り始めると「おんぶ営業」も限界。
仕方なく「考査で受かれば即入園」に惹かれ、ダメ元で受けた「インターナショナルなスーパー幼児園」に受かっちゃった次男。
周りは医者とか政治家とか社長の子が多く、もちろん普通のご家庭も沢山いたけど「世界」が違った。
うちは親が親なので「子もカエル」と色々諦めていた。
参観日に行っても難しい授業ばかりで、次男はポカンとして天井を見ていた。
太陽系の天体を「英語で」教えているのだ。私もセーラームーンしか浮かばなかった。
もちろん動機が動機なだけに「通わせるだけでスーパー園児」には期待してなかったし、「かろうじて座っているからマル!」ていう基準。
結局4年も通ったのに全然英語を話さなかった。
それが最近、突然テレビの英語を翻訳したり、音楽や絵画の説明をし始めたのだ。
この間はドラえもんに出ていた「ベートーベン」の耳が聞こえなくなった話を教えてくれて、絵画ではピカソの名前を言いだした。
さっきは「ひでお」という名前を聞いて「千円札の人と同じだ」と呟いていた。
…できる子かも知れない…。(親の夢)
でも、イッテQのせいで「ワット・パクナム」が「天ぷらハウス」とアップデートされてもいた…。
7歳男児、面白い方に寄せていってしまう習性で「大人になったら普通の人」に戻ってそう。
こういう片鱗、「博士ちゃん」みたいに上手く伸ばせないかな。
ああいう子を見ると、育てている「親が凄い」と、いつも感心する。
…私じゃ無理だなー。