あさチャンを見ていて、2日連続で彼のドキュメンタリーを拝見した。
正直、SMAPに興味はない。
私は学生時代にV6の岡田くんがバラエティー番組で選ばれたのを見ていた世代だ。
小さい体で同世代が頑張っている姿が衝撃的で、狭い部屋の中でエキストラ達に担がれる映像を今も覚えている。
そしてファブルは面白かった…。
で、本題だが彼が引退したとき、自分の幼稚な感覚では「人気なら問題だけどそうでないのになんで騒ぐんだろう」と、不思議だったのを覚えている。
自分が中心の時代なので、周りが見えていないのは否めない。
そんなこんなでSMAPも解散。
興味がないので騒ぐ意味もわからない始末。
そんなSMAP歴薄っぺらい私が、彼のドキュメンタリーで泣いてしまった。
人気絶頂期での脱退。
自分の人生なのだから、抜けるのも本来ならば自由だ。
でも、確かにグループアイドルでニコイチというかロクイチは否めないし、ファンの気持ちを一生懸命考えて、ずっと負い目を抱えていたんだなってすごく伝わった。
後ろめたい気持ちもありつつ、好きなことに邁進できる環境に感謝し、結果に焦り、そんな姿も好奇な目で見られ。
板挟みじゃないか。
こんな状況を彼は努力で打破し、結果も出し、大怪我をしてもなお藻掻いている。
すごい人だなって素直に感心した。
そして、ヘルメットやジャケットに印された星の意味。
いの一番に脱退した彼自身が、誰よりもSMAPを大切に思い、バラバラになったメンバーの鎹では?と、感じた。
もう余計な意地をはらず、森且行という人のために再結成しなよ。
彼の帰る家がなくなったようで、何だか悲しかった。
まあ、テレビでイイとこ見ただけの勝手な解釈だけどねー。