ASDのただの主婦

       ASD診断前から診断後も続投ブログ。ASD目線だからこんな思考だったと後からわかるの巻。

人を見抜く力

次男が最近「プラモデル作り」にハマりだした。

 

説明書通りに作る作業が好きらしく、幼稚園の頃は「レゴ」にドハマリしていた。

クッパ城とかマリオ関連を黙々と作っていたので、壊せないし片せない…。

また…片付かない趣味を…。

 

さて、「人を見抜く力」これが無い。

私は自分以外の誰か(家族を含む)が何を考えているのか、意図を読み取るのが非常に苦手だ。

 

とりま、「熱狂的信者」の思考が理解できない。

これはいろんな見解があると思うので、今回の基準はあくまでも私個人。

 

何を見てそう感じたかと言うと「トランプ熱狂支持者」である。

このトランピストたちの熱狂的な信頼とパワーはどこから噴出しているのだろうか。

テレビを見ていてもこういうところから疑問が生じる。

 

例えば私が心から応援するなら、その対象は「家族」だ。

趣味趣向で言えば、今現在「ちいかわ」にハマっているけど、家族とちいかわが並んでいたら平気でちいかわを捨てられる。

 

要は「自分はそういう神経」であるのに対し、「なにかの熱狂的な信者」って「家族も捨てられる」。

更に「自分をも投げ出せる」もっと過激な集団もたくさんいる。

代表格で言えば「宗教」だ。

 

ここまで「自分以外の何かを信じられる」ってなんでだろう?

 

どっかの宗教みたいにヘッドギアを付けられて、瞑想室で「洗脳」されたならいざ知らず、トラピストは何を見て、感じて、あんな偶像(実在してますが)に心を持っていかれるんだろう?

「スゲー、カッケー、禿同」が上書きされ続けるとロックオンされるのだろうか。

 

私がトランプ氏を「スゲー」と思ったのは「嘆きの壁訪問(婿の手前)」と「バック・トゥ・ザ・フューチャーのビフのモデル」だけだったけどな。

MAGAとしてまで活動に至った経緯とか、どうしてもわからない。

 

私はASD/ADHDも相成り「自分の中」で自分が存在している。

これが「洗脳」されれば「もともと外界をシャットダウンしている分」同じ様になるのかなと想像はできるが、自らズブズブになってしまう人はとってもピュアなんだろうか。

 

何であれ、「思想」って実際に人を動かし、勢力が増せば大きなモンスターと化す。

単純に怖いなと思った。

 

真逆だが「私は大丈夫よー」と、根拠不明な自信がある人も理解できない。

「漫画の主人公」なのだろうか。

 

例えば私が長年子育てをしていて、「子供を介して親しくなった人」の中には、聖教新聞(アレな)、アムウェイ陣営、ねずみ講などなど。

ジョーカーがそこかしこにいた。

 

こう書くと差別的で申し訳ないが、ノーマルにとってこれらは最大の脅威なのだ。

 

こういうものって「人づて」が一番怖い。

自分がいいと思っているのならもう勝手なのだが、何らかのノルマを背負い込むタイプは引き込もうとしてくる。

 

これも見分けがつかず、「人として好き」だけ信じて付き合っていたこともあった。

もちろん「なんか変」は感じていたので、片足も突っ込まずびた一文払っていないが、真摯に話を聞いたり(ただの日常会話)はっきりあしらっていたら(勧誘)相手も何も言わなくなった。

 

たぶんだけど彼女の立場上、「親しくなるたびに勧誘」が上等化していたのか、周りとの孤立に気づいてシュン↓となっちゃったというか。

端から見てても地は真面目で健気な人なんかな。

と、危険ではあるが悪くは思わなかった。だから嫌いではない。

 

でも、こういう「相手を想う」考え方も「危ないぉ」と、言われがち。

そうなると「真実はどこぞや」と盲目になってしまう。

 

色んな人がいるわけだけど、「影響されずに凛とする」は今の時代難しいのだろうか。

そもそもSNSで同じ踊りを踊ったり、アプリで同じ顔に整形したり、なんかしら「同じである」に安息を求めてしまうようならアウトなのだろう。

 

私は人を客観視しがちで、輪の中にいても勝手に「離人感」に襲われ浮遊してしまうという、とりとめもない性格なので「同調圧力陣営」は不思議でならない。

 

でも、単純に「一度しかない人生の中で、そこまで信じられる何か」を見つけたんだなーと、羨ましいと言うか。語弊はあるが。

「目標」があるのだなと。

 

漠然と惰性で生きるよりは、幾分も実があるのかもしれないがわかんない。

なんだか「自分」を見失いそうで怖いのかもしれない。